開発のポイント
- kintoneは便利なツールではあるが、痒いところまでは手が届かない。
- kintoneでもう少し機能追加ができれば更に使いやすくなる。
- kintoneと様々な別のツールを両輪で活用し業務している。
このような悩みを抱えているお客様を助ける為に、kintoneのデータベースにある顧客情報をAPIで取得し顧客情報の重複登録が発生しない形で、情報を一元管理できるシステムをフルスクラッチで開発しました。
概要説明
kintoneを使いノーコード開発をした”拘りの”業務システムを保有しているが、業務の属性上kintoneのノーコードで単純に開発するだけでは管理しきれない業務がありました。そして、それらの業務は別の様々なシステムを活用し管理されておられました。別システムで管理している情報は以下の通りです。(抜粋)
- 顧客管理
- 発注管理
- 原価管理
- 会計管理
- 勤怠管理
しかし今の状況として「同じ情報の重複登録の手間」や「システム利用コストにおけるパフォーマンスの低さ」を危惧されておられました。
その為、弊社としてご提案させていただいたのは、拘りの開発をしたkintoneを中心に、APIを通じて新規システムと管理情報を共有することで、重複登録が発生せずに情報も一元化できる「フルスクラッチ開発 x kintone API」でした。
結果的に、「3年このまま何もしていない状態」と「従業員や会社の成長の為に投資している今」が同じ費用であることに気が付いていただき、「後者を選択する他、選択肢はない。」と強く決意いただきご契約いただき、納品まで至りました。
開発前のクライアント様の状況
- 多くの企業様によくある「たくさんのシステムを導入」している企業様でした。
- システム開発自体が「初めて」であり、費用対効果をどのように測れば良いか分かっておられませんでした。
- 従業員と共に成長していきたい意志が強く、「社員の為にもっと会社としてより良くありたい。」と強く願われていました。
PFSのアプローチ
- システム開発において知見がないことから、「誰が聞いてもわかるように」要件定義期間から商談をご納得いただくまで重ねました。
- 費用対効果を「業務改善シミュレーション*」を活用しながら算出いただき、どこに改善の余地があるのか一緒に考えていただきました。(*:自社資料です。LINEお友だち登録の特典として無料配布しています。)
- フルスクラッチ開発なので「社員アンケート」を実施し、”あったら便利だと思った機能の聞き取り”を実施しました。
リリース後の成果
納品後僅か半年ですが、従業員の方々に大絶賛いただいているようです。「従業員アンケート」が効果的だったようで、改めて弊社としても社員と向き合うことの大切さを痛感いたしました。
実は掲載のご許可をいただいているので提示しますが、ここの企業様は毎年30人前後の採用があるものの、裏では年平均5-7人程度の離職者がいらっしゃいました。しかしながら「フルスクラッチ開発 x kintone APIシステム」を納品させていただいて以降、離職者は0人とのことです!