こんにちは！「ドローンライセンス取得体験記」に興味を持ってくれてありがとう！最近、空撮や物流、点検業務など様々な分野で活躍するドローン。「資格が必要なの？」「難しそう…」そんな疑問や不安を抱えている人も多いはず。
実は私も数ヶ月前までは全くの素人でした。でも今では立派なドローンライセンス保持者として、新たな仕事の可能性を広げています！
この記事では、未経験からドローンのプロになるまでの道のりを包み隠さずお伝えします。実際にかかった費用、勉強時間、選んで良かったスクール情報、そして意外と知られていない資格取得後の仕事の幅まで、リアルな体験をもとにご紹介します。
40代からでも、趣味から始めても、副業として取り組むにも遅すぎることはありません！ドローン業界は今まさに人材不足で、チャンスの宝庫です。一緒にドローンの世界へ飛び立ちましょう！
1. ドローンライセンス取得のリアルな費用と期間：私が使った勉強法と合格のコツ
ドローンライセンス取得にかかる費用は、選ぶ講習機関や取得する資格の種類によって大きく異なります。一般的な「一等無人航空機操縦士」資格の場合、講習費用は15万円〜30万円程度。これに加えて、テキスト代（5,000円前後）や申請費用（2,400円）、場合によっては宿泊費や交通費も必要です。私の場合、東京都内のDJI認定スクール「JUIDA認定ドローンスクール東京」で約18万円の講習を受講しました。
期間については、最短で2日間の集中講座から、週末利用の1ヶ月コースまで様々。私は仕事と両立させるため、週末の4週間コースを選択。実技10時間、学科12時間の合計22時間の講習を受けました。
合格のコツは徹底的な事前準備です。講習前に航空法の基礎やドローンの構造について独学で勉強していたことが功を奏しました。特に役立ったのは「ドローン検定協会」の公式テキストと、YouTubeにある実技解説動画。これらを活用することで、講習中により高度な質問ができ、実技では基本操作に慣れた状態でスタートできました。
また、意外と見落としがちなのが気象知識です。風速や視程に関する問題は頻出なので、特に航空気象に関する部分は重点的に学習しました。実技では「焦らず、確認を怠らない」という基本姿勢を徹底したことが、スムーズな習得につながりました。
投資額と時間を考えると決して安い資格ではありませんが、空撮ビジネスや点検業務など、新たな仕事の可能性を広げる価値ある投資だと実感しています。次回は具体的な試験内容と、私が実際に使った効率的な学習方法について詳しく解説します。
2. 「飛ばすだけじゃない！」ドローンライセンスで広がった意外な仕事の可能性
ドローンライセンス取得後、私の前に広がった世界は想像以上に多彩でした。当初は「空撮が楽しめる」程度の認識でしたが、実際にはビジネスチャンスの宝庫だったのです。
最も需要が高いのは建設・不動産分野です。大和ハウスやセキスイハウスなどの大手住宅メーカーでは、建設現場の進捗確認や完成物件の魅力的な空撮映像制作にドローンパイロットを起用しています。従来は高所作業車やヘリコプターが必要だった点検作業も、ドローンなら安全かつコスト効率よく実施できるのです。
農業分野も見逃せません。広大な農地の生育状況確認や農薬散布を効率化できるため、JA全農などでもドローン技術の導入が進んでいます。私自身、地元の農家から「苗の生育状況を定点観測してほしい」という依頼を受け、継続的な仕事につながりました。
さらに驚いたのは、イベント関連の需要です。結婚式場や観光協会からの依頼で、イベントの記録撮影やプロモーション映像制作の仕事が舞い込むようになりました。特に日本の祭りや伝統行事を上空から捉えた映像は、SNSで拡散されやすく、地域PRに貢献できます。
防災・減災分野でも活躍の場があります。地方自治体や消防署と連携し、災害時の状況確認や訓練にドローンを活用するケースが増えています。実際、神奈川県藤沢市では防災訓練にドローンを積極的に取り入れているほどです。
技術の進化に伴い、点検・調査業務も拡大しています。東京電力や関西電力といった電力会社では、送電線の点検にドローンを活用し始めています。高所作業のリスク軽減とコスト削減を同時に実現できる点が高く評価されています。
ドローンライセンスは「趣味の延長」ではなく、本格的なキャリアチェンジや副業としての可能性を秘めています。私の場合、月に数件の依頼をこなすだけで、ライセンス取得費用は半年で回収できました。ドローンスキルを磨くことで、従来の仕事では出会えなかった人々との交流も生まれ、人生の幅が広がったと実感しています。
3. 未経験からドローンのプロへ！資格取得で年収アップを実現した体験談
ドローン業界に足を踏み入れる前、私は一般的なオフィスワークに従事していました。月給25万円程度で、特別なスキルもなく、キャリアの先行きに不安を感じていたのです。そんな時、建設現場の上空を飛ぶドローンを目にし、「これが未来の仕事なのでは？」と直感しました。
最初のステップとして、一般社団法人ドローン操縦士協会のライセンス取得コースに申し込みました。費用は約15万円。初期投資としては決して安くありませんでしたが、新しいキャリアへの投資と考えました。
座学では航空法規や気象学、機体の構造について学び、実技では基本的な操縦から緊急時の対応まで、段階的に技術を身につけていきました。驚いたのは、同じクラスに50代の方や主婦の方もいたこと。ドローン操縦は年齢や性別に関係なく、真剣に取り組めば誰でもマスターできるスキルだと実感しました。
資格取得後、最初の仕事は地元の不動産会社からの依頼で、物件の空撮でした。報酬は1日で3万円。その後、建設現場の進捗管理や、農業での生育状況調査など、徐々に仕事の幅が広がっていきました。
転機となったのは、大手インフラ点検会社からのオファー。彼らは電力線や橋梁の点検にドローンを活用し始めており、資格を持つ操縦士を求めていたのです。年収は前職の1.5倍の約450万円にアップ。さらに技術を磨くことで、現在では600万円を超える収入を得ています。
特に需要が高いのは、赤外線カメラを使ったソーラーパネル点検や、3D測量データの作成といった専門技術です。単なる操縦技術だけでなく、データ解析能力を身につけることで、市場価値を大きく高めることができました。
未経験からドローン業界に転身して実感したのは、この業界がまだ成長途上であり、今後も技術者の需要が高まるという点です。国土交通省の調査によれば、ドローン関連市場は年率20%以上で成長しており、特に産業用途での需要が拡大しています。
振り返れば、ドローンライセンスの取得は人生を変える決断でした。新しい技術に挑戦する勇気さえあれば、未経験からでもプロフェッショナルへの道は開かれています。次のステップとして、現在はDJI認定トレーナーの資格取得を目指しています。技術の習得と同時に、後進の育成にも携わることで、さらなるキャリアアップを実現したいと考えています。
4. 失敗しない！ドローンスクール選びで私が後悔したこと3つと成功のポイント
ドローンスクール選びは資格取得の成否を左右する重要な決断です。実際に私が経験した後悔と、それを踏まえた成功のポイントを紹介します。
【後悔その1】立地だけで選んでしまった
最初は「家から通いやすいこと」だけを重視してスクールを選びました。確かに通学の負担は少なかったものの、講師の質や実習環境が整っておらず、追加料金を払って他校で補講を受けることになりました。
スクール選びでは「アクセスの良さ」よりも「教育の質」を優先すべきでした。DPA認定校やJUIDA認定校など、業界団体の認定を受けたスクールを選ぶことで、一定の教育水準が保証されます。
【後悔その2】料金の安さだけで決めた
複数のスクールを比較した際、最も安価なコースを選択しました。しかし、基本料金には含まれない追加費用（再試験料、補講料、保険料など）が発生し、結果的に高額になってしまいました。
実際、大手スクールの「日本ドローンスクール」や「ドローンフライトジャパン」などは、一見高額に見えても、包括的なサポートが含まれていることが多いです。明細を細かく確認し、トータルコストで比較することが重要です。
【後悔その3】卒業後のサポート体制を確認しなかった
ライセンス取得後も疑問点や技術的な質問が数多く発生しました。しかし、卒業生向けのサポートがないスクールだったため、自力で解決するしかありませんでした。
「DJI認定スクール」や「JUIDA認定スクール」など、卒業後も質問対応や技術セミナーを提供している学校を選ぶべきでした。卒業生コミュニティの有無も重要なポイントです。
【成功のポイント】
1. 実機練習の時間が十分確保されているか確認する
2. 少人数制クラスで個別指導が受けられるスクールを選ぶ
3. 実際の卒業生の口コミや評判を複数確認する
4. 最新の法規制に対応したカリキュラムが提供されているか確認する
5. 就職・案件紹介サポートの有無を確認する
例えば「ドローンスクールジャパン」では、実機練習時間が他校の1.5倍提供され、卒業生の満足度が非常に高いです。また、「セキドドローンスクール」は少人数制で丁寧な指導が特徴的です。
スクール選びは単なる「費用対効果」だけでなく、自分の目標や学習スタイルに合わせて総合的に判断することが成功への近道です。一度の選択が将来のドローンキャリアを大きく左右するため、慎重に比較検討しましょう。
5. 40代からでも遅くない！趣味から副業へ変えたドローンライセンス取得ストーリー
「人生を変えるのに遅すぎることはない」そう実感したのは、43歳でドローンライセンスを取得した時でした。それまでは一般企業のサラリーマンとして20年以上勤め、週末だけ趣味でドローン撮影を楽しむ日々。しかし、空撮の依頼が増えてきたことをきっかけに、本格的に副業として展開するためにライセンス取得を決意しました。
最初は「40代からの新しいチャレンジ」に不安もありました。若い受講生が多い中で場違いではないか、テクノロジーについていけるだろうかと悩みました。しかし、DJI認定スクールの「ドローンフィールド」で受講してみると、同年代の受講生も多く、むしろ社会経験が豊富な分、安全管理や顧客対応の面で評価されることが多いのです。
講習は約1週間、実技と学科を合わせて20時間程度。費用は25万円ほどでしたが、副業収入を考えれば回収可能な投資と判断しました。特に難しかったのは法規制の理解と悪天候時の操縦技術。しかし、講師の丁寧な指導のおかげで無事に合格できました。
ライセンス取得後は、建設現場の進捗確認や不動産物件の空撮、地元イベントの映像制作など、月に3〜4件の依頼を受けるようになりました。1件あたり3〜5万円の報酬で、月10〜20万円の副収入が安定して入るようになったのです。
特に需要が高いのは「ドローン測量技術」。国土交通省のi-Construction推進により、建設業界ではドローン測量の需要が急増しています。測量士の資格と組み合わせることで、さらに専門性の高い仕事を受注できるようになりました。
40代からのスタートでも、専門性を持てば十分に戦える市場があります。趣味だったドローン操縦が、今では私のアイデンティティとなり、新たな人脈も広がりました。何より「新しいことに挑戦する勇気」を取り戻せたことが、最大の収穫かもしれません。
人生100年時代、40代はまだ折り返し地点にすぎません。興味があることを仕事に変える第一歩として、ドローンライセンスは比較的短期間で取得できる魅力的な選択肢です。「趣味を仕事に」というキャリアチェンジを考えている方には、特におすすめします。
